母親教室
6月4日は虫歯予防デー
2009年06月05日 10:54
1928年(昭和3年)、日本歯科医師会が日本国民に歯磨きの習慣を心がけてもらう目的で「6」と「4」の語呂あわせで、実施したのがはじまりです。
1958年からは厚生省(現・厚生労働省)が6月4日から1週間を『歯の衛生習慣』に決めました。
口は人として生きる始まりの場です。
人は妊娠3ヶ月頃に口から羊水を飲み、尿を出します。
妊娠4ヶ月では胸を動かし、羊水を吸い込み、肺の中に入れたり、出したりする呼吸様運動が始まります.この様に人として生きる上で、必要な基本運動が母親のお腹の中にいる時にすでに口で行われているのです。
またお口の中は年齢と共に変化してゆきます。
口の中が渇いたり、歯が無くなって物が噛めなくなったり、飲み込みにくくなったり色々です。その結果、食事が難しくなると言う事は、生きていく上で問題です。噛んだり、飲んだりする事は、体に栄養素を送り込む大切な第一歩です。
厚生労働省が推奨する『8020運動』では80歳までに20本歯を残しましょうと呼びかけています。美味しく食事をするには歯が20本必要です。奥歯が1本なくなると噛む力は35%下がるだけでなく、顔の形、表情も変わると言われています。
健康で長生きするためにも是非定期健診を忘れず行って下さい。
日本人の平均寿命は世界一長く、男性で78歳、女性で85歳(2003年世界保健機構発表)ですが、歯を失う平均年齢は58〜76歳です。
80歳のひとり平均歯数は8.21本で(平成11年歯科疾患実態調査)、欧米の高齢者の7〜10本(8020財団ホームページ)に接近してきていますが、ほとんどの食べ物を噛み砕くことができるといわれる20本以上の歯を持つには、まだまだ届きません。
歯を失う主な原因は歯周病とムシ歯です。歯を失わずに、生涯に わたり健やかで楽しい生活を送るためには、若い時から歯周病や ムシ歯のケアを行うことが必要です。
あなたの歯は何本のこっていますか?
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雨 〜定期健診〜
2009年05月06日 21:37
先日久しぶりに来院された患者様がいらっしゃいました。いつもお母様と仲良く定期健診にいらしてくださったかわいらし女の子です。
“久しぶりだね。元気にしてた?”と話しかけました。
“うん。先生にお話ししなければいけないことがあるんだ。あのね………。お母さんが昨年11月に亡くなったの。家も引っ越しして大変だったけれど、もう大丈夫。”
私は言葉を失ってしまいました。どんなに辛かった事だろうか?なんと声をかければ良いのだろうか?
そして涙が出てしまいました。
“ごめんね。先生涙がでてしまった。先生もう一度お母さんにお会いしたかった。最後にお会いした時のことを思い出します。お母様の病気のことは知っていました。病気と前向きに向かう姿勢に生きる美しさを感じてました。でも頑張ってとも言えず、定期健診でまたお会いしましょう。と言うと、お母様は
定期健診にまた来ることが楽しみ。あがとうございました。行ってきます。と言ったのが最後でした。
わずかな30分の定期健診ですが、人との出会いと別れを感じました。お母さまにとって生きるためのエネルギーの一つが定期健診だったのかもしれないね”と話しました。
定期健診。健康のためだけではないのですね。人と人をつなぐ場でもあるのですね。
定期健診で私の心に雨が降ったのは今回で2回目です。
1回目の雨は開業して間もない頃でした。入れ歯に悩むおばあちゃん。入れ歯の調整しながら、昭和初期のおばあちゃんの青春時代の話に花が咲きました。私が見た事のない時代の背景が、おばあちゃんの話で色々と目に浮かびます。しかし時々苦しそうにする姿が頻繁になったころ、ただただ有難うという言葉ばかりでした。そして静かに去った事をご家族の方からしばらくしてから聞きました。
出会いは心が弾みますが、別れは苦しいですね。
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素敵な出来事
2009年01月30日 21:41
新春のお喜び申し上げます。
年明け家族で渋谷児童館に行ってきました。児童館では正月の遊びの紹介があり、子供たちと昔遊びを一緒に楽しみました。また館内に獅子が現れ、舞を見る事が出来運が良いなと思っていたところ、突然獅子にガブリ。噛まれてしまいました。獅子に噛まれるとその年はとても良いことが起こると聞きます。どんな良いことが起こるのでしょうか?年明け早々とても心が躍りました。
ある日のこといつものように仕事をしていたら、ある患者様から“先生に出会えたことが大変に嬉しかった”と言って下さいました。とても嬉しかったです。患者様からの仕事の評価(治療した所が問題なく健康であること)とは5年、10年と過ぎ去ってから初めて判るもの。医者の良し悪しはなかなか判断しにくいものです。しかしながら、患者様と出会って数ヶ月ですが、私とのやり取りの中で何かが患者様にとって嬉しかったのでしょうね。技術だけが医者の評価ではなく、心の通い合い(コミニケーション)がどれだけはかれるかも医者の評価になるとつくづく思いました。
私は患者様の人生において、良い医者と言うより、出会ってよかった思える一人の人間になれた事に感謝します。獅子舞効果かなと嬉しくなってしまった出来事でした。
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