オリンピック、パラリンピックが終わって。下高井戸パール歯科クリニック・世田谷

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要約オリンピック、パラリンピックが幕を閉じました。目を閉じれば、様々な感動が甦ります。

共に信じて、相手のために、チームの為にという思いの強い選手たちのドラマが見られると、涙が止まりませんでした。

開催国が、東京だからこそなのか、コロナだからなのか、スポーツ歯科に関わった自分だからなのか、わかりませんが、スポーツ観戦がこんなに楽しかったのは、初めてです。

5年前の自分は、オリンピックだけ主に観戦してました。2020東京では、パラリンピックもとても楽しく観戦することが出来ました。何故?

それは、パラリンピックを知ったからです。

知ったきっかけはスポーツ歯科。この科目を知らなければ、こんなにも知ることはなかったでしょう。

縁あって、パラリンピック水泳代表 石浦智美選手と知り合いサポートさせて頂きました。

石浦選手は、パラリンピックで、水泳50メートル自由型 7位、100メートル自由型8位、400メートルメドレー5位という記録をのこした。

全盲のスイマーです。

石浦智美選手は、努力の人で、様々な苦難を乗り越えて4度目にパラリンピックの切符を手にしました。

石浦選手にとって、飛び込みは命がけです。

「命がけで競技と向き合いたい」

石浦選手は、眼圧を下げるため、2019年7月に受けています。

ドクターストップもかかるかもしれない。

自分の命と向き合って、水に飛び込んでいます。

オリンピックが命がけではないというわけではありませんが、パラリンピックではどの瞬間も、命がけです。

2008年北京パラリンピックの金メダル以来、13年ぶりに金メダルに輝いたパラリンピック水泳100メートル鈴木孝幸選手も、泳ぐ事は命がけです。

重度の運動機能障害があるが故に、水の中でバランスを崩せば一瞬で転覆し、命に関わります。

パラリンピックは、オリンピックよりも命がけの競技勝負である事を今回の東京パラリンピックで知りました。

また、パラリンピックは、場合によって再レースがあること。石浦選手が出場した50メートル自由型では、今回再レースとなりました。

そして、歴代の金メダリストが競技し合う姿が見られること。50代でも選手として参加し、若い選手相手にメダル争いをしている姿は、とても勇気を与えてくれます。

オリンピックでは観られなかった面白さを東京パラリンピックで楽しむ事ができ、本当によかったです。

パリパラリンピックが楽しみです。

スポーツ歯科、パリパラリンピックでは、もっともっと普及するといいなー。

選手のサポートになる事祈ってます。