はいく『わくわく歯医者さん!』の紹介
2023年09月5日
「だって、こわいもん」

お子さまが歯医者さんを怖く思うのには理由があります。
それは「何をされるかわからないから」ではないでしょうか。
ではどうすればいいのでしょうか?
① 「あかちゃんのときから歯医者さんにかよっていますからね」
みーちゃんのお父さんは歯医者さんです。だから歯を定期的にみてもらっているのです。
赤ちゃんとは具体的にいつくらいのことでしょうか?最初の健診の目安は1歳頃。
この頃になると、歯の本数も増えてくることに加え、
徐々におやつや飲み物で甘いものを摂取しはじめるからです。

② 小児歯科医院の特徴
小児歯科とは子どもを専門にした歯科医院のことで、
お子さまと保護者が安心して診てもらえるよう、
キッズスペースなど、お子さまがリラックスできる工夫がされています。

③ 歯医者さんでは、歯のみがきかたを教えてもらえます
お子さまのはみがき、保護者による仕上げ磨き、自己流になっていませんか?
上手に磨けているか、子どもがはみがきを嫌がる場合どうすれば良いか、など
ぜひ歯科医院で教えてもらいましょう。

④ 「シーラントや フッソとふもするよ」
また、生えたばかりの乳歯はむし歯になりやすいため、早い時期からの
フッ化物塗布やシーラントがおすすめです。
フッ化物塗布は、フッ化物の入ったジェルを歯に塗る処置。
シーラントは、むし歯になりやすい歯の溝をプラスチックで埋める処置のことです。
乳歯や永久歯の奥歯は溝が深いです。歯ブラシが届きにくく、
むし歯になりすい場所なので、ぜひ歯医者さんで相談してみましょう。

⑤ 「歯も レントゲン(エックス線写真)を とります。」
最後に、歯のエックス線写真に関して。
大人の患者さんのみならず、お子さまに対してもエックス線写真による検査を行います。
エックス線写真の放射線による健康への影響を心配されるかもしれませんが、
その量は微々たるものなので、心配はご無用です。
むしろ、見えないむし歯を発見したり、あごの状態を見れるため、
お子さまにとってのメリットがたいへん多いといえます。

https://8iku.com/book16/
【引用元】制作:株式会社 松風
医療法人社団育友会 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
院長 大原庸子
ジャイアントパンダの歯について
2023年08月28日
主食は竹や笹の葉、タケノコ。ほかに昆虫やネズミなども1%ほどだが捕食。
飼育下ではリンゴやニンジン、サトウキビ、牛乳、パンダ団子(トウモロコシ粉や豆粕の粉、栄養剤を混ぜて蒸したもの)など。
お口の特徴から「ご先祖様は肉食獣」が定説

犬歯でかたい竹をバリバリ噛み割り、小型の門歯で葉をまとめて噛みちぎり、大きくて平たい臼歯で竹の皮を剥いだり葉をすり潰す。
そんなパンダの歯は草食獣と大きく異なり、かといって肉食獣のような鋭い犬歯もナシ。
実は、クマのように肉も食べる雑食性の動物と酷似しているため、
現在、パンダは「クマの仲間で祖先は肉食獣」というのが定説です。
さらに最近の研究では、クマでは退化した前臼歯が発達し、
あごの関節が横方向に動く構造になるなど、主食の竹や笹を食べるのに適した進化を遂げてきたことが明らかになっています。
数週間に1回はお腹を壊す、ちょっと切ない悩み!

パンダは、1日の大半をかけて12~16kgもの竹や笹を食べます。
でも、そのうち消化できる量はわずか17%にすぎないのだとか。消化管が典型的な“肉食獣タイプ”だからです。
肉食獣は、草食獣と比べ腸の長さが短く、繊維質の植物の消化に適さない体をしています。だからとてもたくさんの笹を食べるんですね。
ただそんなパンダを悩ますのが、数週間に1回の腹痛。傷ついた腸粘膜を修復するために、
粘膜の塊を排出するのですが、これがかなりの痛みを伴うため元気を失いがち。ちょっと気の毒…。
【引用元】制作:日本歯科医師会協力 協力:ライオン
日本人も同様に、胃腸が長いので、
お肉だけではなく、野菜や穀物も食べて、身体に合った食生活を心掛けていきましょう。
医療法人社団育友会 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
院長 大原庸子
ネコの歯について
2023年08月2日
飼育下では市販のキャットフードがメイン。ドライフードの大半は「総合栄養食」で、水と一緒に与えれば必要な栄養素を摂取できる。
一方、ウェットフードは「一般食」に分類されるものが多く、総合栄養食にトッピングするなどが適切とされる。
丸っこいキュートな顔は「歯」のおかげ!?

生後6~7週間で26本の乳歯が生え揃い、6~7か月齢になると30本の永久歯に置き換わるネコ。
肉食動物だけに、その歯のほとんどが肉を突き刺したり切り裂いたりしやすい、とがった形をしています。
噛む力は私たち人間以上で、約100㎏もあるのだとか!
ちなみに、同じペットとして人気があるイヌの歯は42本。これより12本少ないネコは、
歯が生えるあごの骨の長さも当然短いのです。これこそが、イヌとは違う丸っこくてキュートな顔立ちの秘密なんですよ!
歯みがきをしなくても、むし歯知らず!

むし歯にならない理由は大きく3つ。
1つ目は歯の形です。
多くの歯が薄くとがっているので、人間のような臼型の歯に比べて食べかすなどが残りにくいのです。
2つ目はお口の中の酸性度。人間が弱酸性なのに対して、ネコはややアルカリ性。
むし歯菌のひとつ、ミュータンス菌は、酸性の環境を好むので増殖しにくいと考えられます。
3つ目は食性。人間の唾液には、炭水化物に含まれるでんぷん質を糖に分解する酵素が含まれていますが、
炭水化物の摂取が少ないネコの唾液には、この酵素が含まれていません。だから、むし歯菌の大好きな糖が口内で生成されないのです。
おとなネコの多くが「歯周病」!?

むし歯知らずなのに、歯周病にはかかりやすいのがネコの弱点。成獣の8割が罹患しているともいわれています。
ハードルの高いネコの歯みがきですが、歯みがきおやつや歯みがきおもちゃなども利用して、歯垢(プラーク)をケアしてあげましょう。
高齢だったりウイルスに感染していたりするネコは、歯周病になりやすく悪化もしやすいので要注意。
口臭がきつい・よだれが増える・食べにくそうで食欲が減退・歯がぐらつくなど、気になる症状があれば、動物病院で診察してもらいましょう。
ネコ特有の口腔疾患にも気をつけて!

ネコ特有の病気に、「破歯細胞性吸収病巣(はしさいぼうせいきゅうしゅうびょうそう)」、
もしくは「歯頚部吸収病巣(しけいぶきゅうしゅうびょうそう)」と呼ばれ、
永久歯が溶けてあごの骨に吸収されてしまう病気があります。
原因不明で、予防法も治療法もまだ確立されていません。
進行に伴って痛みが増し、口臭や食欲不振などの症状も見られるので、気になるときは早めに動物病院で相談しましょう。
【引用元】制作:日本歯科医師会協力 協力:ライオン
ネコの歯はむし歯には強いですが、歯周病には弱いため、
日々の口腔ケアを徹底しましょう。
https://www.jda.or.jp/hanogakko/vol73/kamkam.html
医療法人社団育友会 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
院長 大原庸子
はいく『おくち、ぽかーん』の紹介
2023年07月24日
いつもお口を開けていると、お口やカラダに良くないことが!
お勉強している時や遊んでいる時、お子さんのお口は開いていませんか?
絵本の主人公「みっくん」も、“お口ポカン”が癖になっている一人。
実は近年、“お口ポカン”がもとで、お口の中の環境やカラダの健康に悪影響を及ぼすケースが増えているのです。

お口を開けているといろいろなモノがカラダに入っちゃう
何やら「みっくん」、大変なことになっていますね。
正しい呼吸法は鼻呼吸。でも、お口が開いていると、口呼吸になってしまいます。
口で息をしていると、「みっくん」のように虫やホコリ、ウイルスなどがカラダの中に入ってしまうことに。
そして、お口の中が渇いているため、かぜなどの感染症を起こしやすくなっているんです。

お口ポカンの主な原因は、舌の位置
お口ポカンを予防するためには、お口を閉じた時に舌が正しい位置にあることが大切です。
舌の筋力が低下して舌の位置が下ると、前歯が押し出されてしまいます。
どうやら「みっくん」も、舌の位置が良くないようですね。
舌の姿勢が悪いことを「舌癖(ぜつへき)」といい、普段の生活習慣とも深い関わりがあります。
くわしくは「歯のきょうしつ お口ポカンにご注意を」をご覧ください。

舌癖をそのままにしておくと困ったことに……。
あれッ? 「みっくん」の顔が、先ほどから変わっていますね。
舌癖をそのままにしておくと、前歯が出たり、面長な顔になってしまったりすることがあるんです。
そうならないためには、まず予防。お口ポカンにならないよう、工夫してあげましょう。
「歯のきょうしつ お口ポカンにご注意を」で、予防のトレーニング法を
紹介していますので、参考にされてはいかがでしょうか。
https://8iku.com/open_test/
【引用元】制作:株式会社 松風
医療法人社団育友会 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
院長 大原庸子
イヌの歯について
2023年07月3日
飼育下では市販のドッグフードがメイン。
水分の含有量が少ない順にドライ、ソフトドライ、ウェットといったタイプがあり、
個体それぞれの好みをはじめ年齢や体格、体調により、使い分けられるほど種類が豊富です。
イヌは生後7か月頃には永久歯に!
イヌは、生後3週間頃から生え始める乳歯が生え揃うのは生後3か月頃。
その後まもなく生え替わりが始まり、生後7か月頃にはすべての歯が永久歯になります。
時代の目まぐるしい変化を“ドッグイヤー”と表現することがあるとはいえ、イヌの歯の成長はかなりのスピード感ですね!
永久歯は42本※1と、私たち人間より10本※2も多く、歯列は小型犬であっても肉食動物そのものです。

イヌはむし歯に強い!
私たち人間のお口の中が弱酸性なのに対して、イヌのお口の中はアルカリ性で、むし歯の原因菌が繁殖しにくい環境です。
また、イヌの唾液には、人間の唾液に含まれているアミラーゼという酵素がほとんど含まれていません。
そのため、むし歯の原因菌のエサである「糖」が、お口の中に蓄積しにくいのです。
こうした理由から、イヌはむし歯になりにくい性質があります。

飼い犬の8割が3歳で歯周病!?
むし歯には強いイヌの大敵が「歯周病」。
飼い犬の8割が3歳までに歯周病になることが、米国獣医歯科学会(American Veterinary Dental Society)の研究で明らかになっています。
飼い犬の歯周病率が高い理由には、歯垢(プラーク)がたまりやすい歯列や、人間とは違う口内環境があります。
アルカリ性のお口の中では、歯垢が歯石になるスピードが人間の約5倍に!
ほんの3~5日でできてしまう歯石の表面にはさらに歯垢がつきやすく、歯周病菌が繁殖しやすくなってしまいます。
大切な愛犬のお口の健康を守るために、愛犬にも食後や寝る前に歯みがきをしてあげたいですね!

【引用元】制作:日本歯科医師会協力 協力:ライオン
イヌも人間の飼い方によって、歯周病や虫歯にもなります。
大切なペットに長生きしてもらうためにも、日々の口腔ケアと食事を心掛けましょう!
https://www.jda.or.jp/hanogakko/vol75/kamkam.html
医療法人社団育友会 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
院長 大原庸子
保育園歯科検診 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
2023年06月26日
こんにちは!スタッフの松山です。
暑い日が続くようになりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
私たちは先日、まつばらけやき保育園に歯科検診に行かせて頂きました!

みんな、今日は何をするんだろう?と楽しみに待ってくれていたみたいで、元気よくお口を開けてくれました!
歯科検診を終わった後は、「ワーニーははみがきでくるかな」という紙芝居を見てもらい、みんなで一緒に歯磨きの練習もしました。
みんなワーニーの歯を見ながら一生懸命歯ブラシを動かしてくれました☆
上手にできていたので、ご家庭でもリズムよく楽しく歯を磨いてもらえると良いですね☺︎
紙芝居、そして小さいお子さんへの集団指導はとても良い経験になりました!

歯を磨く時のポイントとして
歯と歯の間や裏側、奥歯の溝は磨き残しが多くなりやすいので、優しく細かく磨いてみて下さい!
子どもだけでは難しい部分もあるので、仕上げ磨きを積極的にしてあげると良いですね◎
また、チョコやグミなどの甘いものやジュースが好きな子ども達がたくさんいたので、気をつけて欲しいポイントをいくつかご紹介します!
①おやつをダラダラ食べてしまうと常にお口の中が酸性に保たれ、歯が溶けやすくなってしまいます。それが虫歯にもつながってしまうため、テレビやゲームを見ながらダラダラ食べないように、間食をする時は時間を決めて食べましょう!
②おやつはキシリトールが入ったチョコやガムを食べるとむし歯予防につながるのでぜひ食べてみて下さい!
③乳酸飲料や炭酸飲料は砂糖がたくさん入っていて、歯が溶けやすい状態になってしまいます。そのため常日頃から飲むことは控えましょう。
噛む回数を増やすと顎が発達し唾液もたくさん出るので、ご飯や間食をする時に意識してみて下さい!
そして、食べた後はしっかり歯磨きしてお口の中を綺麗に保ちましょう!
バランスの良い食事を心掛け、夏の暑さに負けないようにして下さいね😃
ウサギの歯について
2023年06月19日
ウサギ=ニンジンのイメージが強いものの、実際の主食は牧草やペレット。
牧草は、歯の伸びすぎなどの予防にも役立ちます。ペットとして飼われるウサギの祖先、
アナウサギは、草の葉や芽、根、種子などを食べ、野草が減る冬には木の葉や樹皮などを食べます。
生涯伸び続ける28本の歯
ウサギの歯は、生まれる前、または生まれた直後に乳歯が抜けて永久歯になり、その数は全部で28本。常生歯といって一生伸び続けます。
前歯に当たる鋭い切歯は、1週間に2mm程度、1年でナント!10~12cmも伸びるとか!放っておいたら、大変なことになってしまいますね!?
だからウサギは、牧草などかたくて繊維の多いエサを食べることによって歯の伸びすぎを防いでいます。

切歯の裏に、さらに切歯が!?
ウサギは、上あごの切歯の裏に、小さな小切歯があるのが大きな特徴です。
この小さな存在が、現在のような「ウサギ目」に分類されるきっかけになりました。
それ以前は、ネズミなどが属する齧歯目の一種「重歯亜目」に分類されていたんですよ。

歯の前面と後面では“かたさ”が違う!?
野生下では種子や樹皮なども食べるウサギ。噛み合わせも、かたくて繊維の多い食物の摂取に適しています。
さらに切歯は、前面と後面で“エナメル質の量”が異なります。
切歯の前面は、エナメル質が非常に厚いためかたい一方、後面はエナメル質がほとんどないので前面に比べてやわらかです。
だから、切歯の後面は削られやすく、その結果、常に歯が尖るようになっているのです。

1分間に120回も咀嚼!
ウサギがエサを食べるときは、食べ物を切歯でちぎり、臼歯ですり潰します。このとき、1分間に120回程度咀嚼するんだとか!
噛んで噛んで噛みまくることで上下の歯がこすれて、どんどん伸びる歯を削っています。
食事以外では、歯ぎしりすることで歯の長さを調整することもあるようです。

【引用元】制作:日本歯科医師会協力 協力:ライオン
生き物にとって歯はとても大切です。
皆さんが飼っている動物について、ご興味がございましたら、こちらのURLから
過去の記事もご覧ください!!
https://www.jda.or.jp/hanogakko/vol76/kamkam.html
医療法人社団育友会 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
院長 大原庸子
【中高年必見】「50歳から老けない人の歯の習慣」のご紹介
2023年05月16日
歯垢=台所の排水溝の垢!?悪玉菌が増殖

皆さんは歯医者さんに行った際に、「ここに汚れがありますね。」と言われたことがありますか?
歯垢は食べカスなどと呼ばれることもありますが、
決してそのような生易しい物質ではありません。
実は微生物が独自に合成したばい菌の巣なのです。(バイオフィルムと言います。)
ショックなことですが、排水溝のヌメリも同じバイオフィルムなのです!
これらのバイオフィルムは歯や入れ歯に付着し、
虫歯や歯周病だけではなく、がんや数々の恐ろしい病気を作るのです。
今回は歯垢のことについて説明いたしました。
他にもこちらの本では、大切な歯の習慣について記載されています。
気になる方は、お気軽にスタッフまでお声掛けください!
武内博朗著 「50歳から老けない人の歯の習慣」作引用

歯が痛い方へ…
2023年03月27日
歯の痛みは、様々な原因があります。歯科医院での診断が必要となる場合もありますが、一般的な原因についてご紹介します。
まずは虫歯。虫歯の進行により歯の神経の近くまで露出、冷水などの刺激により痛みを引き起こします。神経が感染した場合、一度痛みが落ちますがそれは神経が機能しなくなった合図。さらに放置すると汚染は骨の中まで進行、化膿を起こしさらなる痛みを惹き起こすことになります。最悪、顎の骨を削除する場合もあります。
また、歯周病、食いしばりなども歯の痛みの原因となります。
歯周病は、初期では歯ぐきの炎症でとどまっていますが、進行すると歯と歯肉の繋がりを剥し、さらに歯周病菌は深くまで進行、ついには骨まで溶かし始めていきます。また歯周病菌は口の中だけではなく体中に広がりさまざまな悪さをすることが近年はわかっています。歯周病由来の炎症性物質は、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くさせたり(糖尿病)、早産・低体重児出産・肥満・血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)にも関与することがわかっています。
食いしばりは歯を削ったり顎へ負担により歯の周りの神経の興奮や口に関わる筋肉痛、首や肩の筋肉痛、顎の関節の炎症を引き起こすことがあります。食いしばりの影響は顎関節症、頭痛、肩こり、頸椎症、腰痛、ひざ痛、四十肩、手のしびれ、耳鳴り、難聴、めまい、不眠症、いびきなど多岐にわたります。
嚢胞・腫瘍など。骨や歯の状態をみるためにはレントゲン撮影が必要な場合があります。嚢胞・腫瘍などは顎骨のレントゲンをとることで早期に発見することができます。骨の外まで影響が起きている場合、中等度以上の進行をしているともいえます。
初診時や定期検診時、治療が必要な部位にレントゲン撮影をします。これはむし歯の部位の確認だけではなく骨の状態をみることで歯周病や、腫瘍の有無を診査をするためにも行います。
歯科用レントゲンは現在デジタル撮影に対応しており過去の歯科用アナログレントゲンと比べ十分の一程度に抑えられています。さらに、撮影時には鉛の入った「放射線防護用エプロン」も着用していただいております。また不必要にはとりません。
このように歯の痛みの原因は多岐にわたり、その影響は小さくはありません。
適切な治療を受けることで、原因を除去する、進行を阻止することが可能です。お早めにご相談ください。
さらに詳しい診査診断が必要な方には、大学病院などの高度医療機関を紹介をすることもできます。
歯学博士 林良宣
ハロウィンイベントのお知らせ 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
2022年10月17日
記録的な猛暑日が続いた夏が終わり、涼しさを通り越し急に寒くなってきましたが、皆さん体調など崩されていませんか。
こんにちは。保育士の菅俣です(^ ^)
気がつけば10月も半ば過ぎ。街のあちらこちらでハロウィンのかわいい飾り付けが目を楽しませてくれる季節になりました。
ふと、昭和生まれの私は疑問に思いました。ハロウィンってどうして仮装して、街を練り歩くの?
そこで調べてみました。
ハロウィンの起源は古代ケルト民族が行っていた秋の収穫を祝うとともに、悪霊を追い払う宗教儀式「サヴィン祭」であるといわれています。古代ケルトでは11月1日が新年とされており、大晦日である10月31日には、先祖の霊が家族に会うために現世に戻ってくると信じられていました。
ご先祖さまの霊が戻ってくるなんて、なんだか日本のお盆と似ていますね。
ハロウィンには先祖の霊だけではなく、悪魔や魔女、さまよえる魂なども死後の世界からやってきます。人々は、それらと同じ格好に仮装して仲間だと思わせ、身を守りました。
現代でも、魔女や悪霊の仮装やメイクは現在でも定番中の定番中ですね。
子供たちが仮装して「トリック・オア・トリート」と練り歩くのは‥
日本では「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」と訳されることが多いですよね。
元々はクリスチャンが各家庭を回って、ケーキをもらって家族の霊に祈りを捧げるというヨーロッパの儀式で、ケーキをもらえないと霊がおさまらず、悪さをすると考えられていました。
この儀式が転じて、子供たちが各家庭を回ってお菓子をもらえるようになったのです。
ハロウィンについて詳しくなったところで、パールからイベントのお知らせです!

10月25日(火)から10月31日(月)まで「パールでハッピーハロウィン!」を開催します。
「トリック・オア・トリート」と元気に言ってくれたお子さんに、ささやかではありますがお菓子をプレゼントさせていただきますのでお楽しみに!
お菓子はもちろんキシリトール100%配合のものですので、安心して召し上がってくださいね( ◠‿◠ )
ハロウィンの飾り付けをしたパールのキッズルームで、お待ちしています!