院長のつぶやき~勉強会で学ぶ、かむ事の大切さ~『下高井戸で歯科をお探しならパール歯科クリニック』
2011年06月27日
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先日久しぶりにSH療法(症矯正の治療法)の勉強会に参加することが出来ました。
日本大学 松戸歯学部、矯正科の葛西教授直々の講演を
たっぷり聞く事が出来、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。その内容は………。
『僕は今まで審美的に歯並びを治すことが多かったけれど、後戻りなどどうしても満足
出来ないものがあった。
それは見た目だけきれいにしてもだめなんだ。お口の機能を正しくしてあげなければ、
また歯並び、かみ合わせが悪くなっていってしまう。
お口の機能を正しくしてあげなければまた歯並びかみ合わせが悪くなってしまうんだよ。
現代人と縄文人の顎の大きさを比べて見てもほとんど差がないんだよ。
けれども現代人は歯の生えている方向が舌側に倒れているので、歯列の幅が小さくなって
歯が並びきれなくなって悪い歯並びになってしまうんだよ。
かむ事によって顎の成長を促進させて歯並びを良くすることが期待できるよ。
ただしそれにはかみ方の質が大切なんだよ。「一口30回」などかむ回数だけではだめなんだ。
お豆腐みたいな軟らかい物を歯を上下するだけのかみ方で30回かんでも何の意味もないよ。
かみごたえのある食べ物お両側の歯お交互につかいながら牛が牧草を食べるように顎を横に
動かしながら食べる様子(グランディング咀嚼)することが大切なんだよ。
歯並びの悪さは遺伝が半分。生まれた後の食事などの環境的な物が半分。
正しくかむ事が出来ていても遺伝的にどうしても歯並びが悪くなる事があるが、
逆を言えば半分は正しくかむ事で綺麗な歯並びを作ることが出来るんだよ。』
などまだまだ書ききれないくらい色々なお話しをしていただきました。
葛西教授のお話の中で
矯正なんかしなくてもいいようになるのが一番なんだよ。そのために多くの人に食事指導や、
咀嚼トレーニングをしってもらい、予防していくことが大切なんだよ。
とお話しして下さった事が最も印象的でした。
午後は各自もちよった矯正の難治症例について色々な先生があーでもこーでもないと討論して
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
そのあとはみなさんお楽しみの懇談会。一杯引っかけながら美味しい物を沢山いただきました。
ごちそうさまでした。
懇親会の間もSHTA代表の星岡才賢先生はじめ、みなさん矯正についての話しを永遠して
いました。みんな本当に矯正が好きなんだなー。歯医者が好きなんだなー。
次回も勉強に行ってまた元気をわけてもらいます。
検診ご希望の方、お電話でのご予約お待ちしています。
TEL03-5300-6480 パール歯科クリニック
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院長のつぶやき~長女の誕生日~『永福町で歯科をお探しならパール歯科クリニック』
2011年06月20日
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6/16日は長女の誕生日。
文庫本を3冊プレゼント。ついでに次女にも読み書きの本をプレゼント。
ふと小学生の国語の本の中にあった世界地図を逆さに見て見ようという文章を思い出しました。
印象に残った作品は今でも覚えているものですね。
発想と転換をしてみると意外な発見があるものです。
私も頭柔らかく、既成概念にとらわれず治療してゆこうと思います。
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院長のつぶやき~新しい発見~ 『明大前で歯科をお探しならパール歯科クリニック』
2011年06月13日
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妻がベランダで家庭菜園をやっています。
ふと見ますと、小さなクモが、綺麗な幾何学模様のクモの巣をはっていました。
ちょっとかわいそうかなと思いましたが、”クモの巣に葉っぱが付いたらどうするのかなー”
どうしても見たくてそっと葉をつけて見ました。
するとクモはあっという間に葉を外し、一部クモの巣を自ら切断?
葉を1本のクモの糸でつるしたと思うと上手に巣から葉を排除しました。
長女と2人で一連の動作を見ながら「スゲー」と感動しました。
新しい気づきや発見は、ドキドキ、ワクワクして気持ちが良いものです。
ファーブルさんはこんなことを毎日やっていたのかと思うと羨ましくなりました。
病院でも、常に考え、疑問に思い、新しい気付きや発見をして、気持ちよく治療していきたい
と思います。
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デンタル小町 日本歯科新聞6月7日掲載 ~虫歯事情にメスを!~ 『世田谷区代田橋で歯科をお探しならパール歯科クリニック』
2011年06月7日
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小学校に入学して数ヶ月。楽しい盛りの子供達ですが、親からは不安の声が聞こえてきます。
ある親は「幼稚園、保育園では食後の歯ブラシの時間があったのに、小学校では歯ブラシを持たせても、磨かないのです。誰も歯ブラシをしていないし、逆に歯ブラシする事が恥ずかしいと言います。せっかく身に着いた習慣が壊れ
不安です。」
またある親は「学童(保育所)に入ったら、毎日のおやつが甘いお菓子や、
スナック菓子、時にはハンバーガーなのです。歯ブラシを持たせても、皆がやっていないので恥ずかしい。面倒だと言うのです。虫歯になるのではないかと不安です。」
私も数年前同じことを思いました。児童に対する歯磨きは強制的な物では無く、あくまでも
自主性に任されていることは知っていましたが、小学校と学童保育所の先生へ改善出来ない
ものかと提案し、話しあいました。
しかし、「全児童に対応できる水道蛇口が足らないため、歯ブラシは自己管理責任として扱っています。」
「今の子供達は歯ブラシよりも朝ごはんを食べさせる事の方が重要です。」
私はこの回答に正直、愕然としました。
朝食摂取は児童にとって大きな問題の一つであることは確かなことでした。
幸い平成19年度以降、児童の朝食摂取問題は改善されつつある結果にあります。
22年度学校保健統計調査報告によると、12歳DMFT値は1.29と年々改善傾向にあり
良い結果ですが、年齢別のウ蝕の罹患率においては、小学生から中学生と年齢が上がる
につれ、罹患率も上昇するという構図が過去10年間のデーターをさかのぼって見ても傾向的に
変わっていません。
親は誰しも子供の良き未来を望みます。
10年経っても変わらないう蝕事情は日本社会の問題だと私は思います。
子供の為に私達歯科医の課題は定期健診の重要性を社会に訴えて行くこと、また学校歯科医
は親が校医に何を望んでいるのかを把握し、子供に何をしてあげられるのかを考えていくこと
が大切になると思います。
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~歯科技工士の腕の見せどころ~ 『世田谷区大原で歯科をお探しならパール歯科クリニック』
2011年06月3日
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数ヶ月前になりますが、ある歯科技工所が営業にやってきました。
その時に持ってきたものがこの歯の山です。
この歯は本物の様に見えますが、実は偽物です。営業に来た技工士さん自ら作ったものです。
日々のトレーニングで作っているそうです。歯石や虫歯の穴が見事に再現しています。
素晴らしい腕の証です。
技工士さんも歯医者同様色々です。顔が見えない分、自分の腕を理解してもらうには作品が
唯一の証明となります。
当医院では患者さまの口腔内に入る大事な詰めものは全て口に入る前にドクターが一つ一つ、
出来をチェックしています。また皆さまが、快適な口腔内で過ごしていただけるように願って、
技工所も優れたものを納品するところに依頼しております。
快適な口腔内の裏には縁の下の技工士さんの力があるのです。
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