ノンクラスプデンチャーのお手入れは保険の入れ歯と同じでいいの? 下高井戸・パール歯科クリニック・世田谷
2020年09月27日
院長の大原庸子です。
ノンクラスプデンチャーのお手入れについて、先日お客様から質問がありました。
質問を受けて、なるほどね。それはそうですね。と共感しましたので、皆さんにも情報を提供させていただきます。
ノンクラスプデンチャーを入れられたAさん。
Aさんの悩みは、入れ歯のお手入れ。
歯科衛生士からお手入れについて、Aさんは説明を受けましたが、疑問が残りました。
「それは自費と保険のデンチャーのお手入れは同じでいいのだろうか?」
「そもそも素材が違うのに、同じ様に扱ってもし、せっかく品質の良い義歯にしたのに問題ないのだろうか?」
「コロナ感染が怖いし、もっといいお手入れ方法はないですか?」
Aさんの話を聴いて、確かにと思いました。
Aさんの言う通り、保険の入れ歯とノンクラスプデンチャーの素材は全く違います。
保険の部分入れ歯 : 金具がついている、素材は、アクリル樹脂でできた厚くて柔らかいプラスチック(ポリメチルメタクリレート(PMMA))

ノンクラスプデンチャー(当院使用エステショット) : 金属がない 素材は、ポリエステルで出来た薄く、硬い丈夫なプラスチック(ポリエチレンテレフタレート共重合体)

柔らかいプラスチックで出来た保険の入れ歯と固いプラスチックでできた自費の入れ歯どちらもお手入れの基本は一緒ですが、双方異なる注意点があります。
部分入れ歯のお手入れの基本(コロナ感染から身を守るために)
①外から帰ったら、入れ歯を外す前に、一度口の中の汚れを落とすためにまず口をゆすぎましょう!
唾液には身体を守る免疫物質もあれば、身体を害するウイルス、細菌がいます。一度ゆすぐことで、ウイルスや細菌を減らし、感染リスクを減らすことになります。
②部分入れ歯を外したら、落として壊すことのないように水をためた 洗面台の上で取り扱いましょう。
洗面台に落とすことで、壊れるリスクもありますが、汚染され、感染リスクも上がります。
③流水で部分入れ歯を洗いましょう!
入れ歯についた食べカスなどを取り除きます。
④部分入れ歯を傷つけないように、部分入れ歯専用ブラシなどのソフトなブラシと研磨剤を使用していない入れ歯専用洗浄剤で部分入れ歯を磨きましょう。
普通のハミガキには、部分入れ歯を傷つける研磨剤が含まれている可能性があるため使用しないでください。
薬液に5分から10分浸し殺菌をしてください。
使用した歯ブラシはよく流水で洗い、換気の良い場所で、家族同士の歯ブラシが密接にならないように、自然乾燥をしっかり行ってください。
⑤部分入れ歯を支える残存歯と舌、粘膜も同様にきれいに磨きましょう。
入れ歯を支えている歯は常に入れ歯で密閉され、菌が繁殖しやすく、むし歯や歯周病が進行しやすくなります。だからこそお手入れが大切です。
舌、粘膜にこびりつく汚れは誤嚥性肺炎の原因の一つです。舌専用のブラシで傷つけないように磨きましょう。
⑥入れ歯を乾燥させないように、水を入れたコップに入れて変形を防ぎましょう。
⑦超音波洗浄器で洗浄する場合、70度以上のお湯につけないでください。変形します。
部分入れ歯の注意点
保険の入れ歯の注意点 : プラスチックが柔らかいので、硬い歯ブラシでこするのはダメです。🙅傷がつき、黒ずみバイ菌の繁殖原因になります。
プラスチックの吸水性が高い為、細菌が繁殖しやすく、臭いの原因になります。薬液消毒は毎日行うことをお勧めします。
ノンクラスプデンチャー : キッチンハイターなどの強アルカリ溶液に対して弱いプラスチックなため、ひび割れの原因になります。
ノンクラスプデンチャーは丈夫ですが、プラスチックである事には違いありません。ですので、2年でのお取替えをお勧めしております。
皆さん、知らなかったことありましたでしょうか?
Aさんのように不安ごとがあれば、おっしゃってください。
私の豆知識で解決できるかもしれません。
下高井戸に根付いて18年。これからもパール歯科クリニックは皆様の疑問にお答えします。
全日本モトクロス選手権第一戦開幕 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
2020年09月17日
下高井戸パール歯科クリニック・世田谷 院長の大原庸子です。
パール歯科クリニックは「人々の健康をカラダ全体で考える」トータルヘルスケアデンタルクリニックとしてリニューアルいらい頑張っております。
①長年つちかってきた予防歯科医療を提供する「口腔ケアー事業」、
②地域にいながらも最新の高度医療を地域で提供する「高度医療事業」、
③健康の維持・増進のためスポーツと歯科を提案する「スポーツ関連事業MGPR部」
パール歯科クリニックはこの3つの輪で、人々の健康に貢献しています。
特に「スポーツ関連事業MGPR部」は私がスポーツデンテイストの資格を取得して以来、大きく展開しています。
日大アメフト部、ラクビ―部、農大ラクビ―部、モトクロスレーシングチーム鷹、全日本ネットボールチーム(女子)をマウスガードを通して様々なサポートをさせて頂いております。
先日8月30日に全日本モトクロスレースが開幕しました。
開幕戦には参加できませんでしたが、10月3日に行われる予定の全日本選手権菅生大会には、レーシングチーム鷹のサポートとしてヤマハのウエアーをきて参加します。
当日強い助っ人、仙台で開業されている高橋先生と技工士さんのヘルプがあり楽しみです。
今後の活動が楽しみです。

何をするの???
と皆さんお思いでしょうが、やれること沢山あります。
詳しくは後日紹介します。
8月30日に行われた大会について少しモトクロスの魅力とマウスガードの効果についてお話しします。
開幕戦の目玉のレースはIA-1クラスレーシングチーム鷹 星野優位選手のレース展開と、ルーキーとして注目されたIA-2クラスのレーシングチーム鷹 中島漱也選手です。
また若い人から人気のIA-2クラスのレーシングチーム鷹 町田旺郷選手も注目だが高い選手です。
星野選手は開幕前に、ビデオでおメッセージで、
「レースの世界なので勝たなければ意味ないけれど、それだけじゃないと思っている。自分の走りでモトクロスの魅力を伝えたい。レース中でも、それくらい余裕ある走りをしたい」
と語っていました。
その語りの通り、開幕戦ヒート1で、激しい3位争いはお客さんを沸かせました。
ベテランとしての意地、味のあるそして、優位選手の闘志が見えた走りだと感じました。
どんな走りかというと、9位から徐々に上がり、5位くらいに上がった時点でずっと優位選手のバトル様子をライブ配信でずっと追いかけていました。中継するアナウンサーも熱が入り「徐々に星野優位が存在感を出してきましたー!」と叫んでました。14から16週の映像は優位選手が中心でした。
見てる側も優位選手の戦いが注目の的となり、トップを走る山本選手よりも、優位選手を皆見ていた。まさに「自分の走りでモトクロスの魅力を伝えたい」伝わったいいレースでした。
1

中島漱也選手は、ルーキーらしく、予選、決勝戦共に王者の横山選手とガチガチに戦っていた走りを見ました。
中島選手はIBクラスで昨年度優勝し今年ルーキーとしてIA-2に昇格しました。
今までと違うスピード感、戦い、きっと色々学んだ事でしょう。ルーキーらしくカッコ良かったです。
ルーキーだからこそ挑戦できるチャンスを思いっきり楽しみたいと開戦前に話してくれた中島選手。
その言葉通り頑張ってる姿を見ると嬉しく、涙が出ます。

左が町田選手、右が中島選手
町田旺郷選手は関東戦で2位とと手の順調です。
昨年度は転倒やけがでなかなか良い成績が出せませんでしたが、今年はマウスガードを新調してから体感が良くなったのか、転倒が少なくなりました。ですので、関東戦での成績を見たときは、涙が出ました。
悔しがっていた姿を目にしてきたので、ほんとによかったです。
中島選手とお手も仲良く、心が通っている感じの走りも、走ることが楽しくて仕方ないといった感じに見える走れです。
また笑顔が若い人からに人気を集めているのだと思います。

選手たちはどんなマウスガードによってどんな変化があったのか?どんな言葉で伝えているのでしょうか?
町田選手の言葉を紹介します。
先生!感動です
なんと伝えたらいいのか。笑笑
はじめは少しいつもと違うので違和感ありましたが、特にサイドの薄さに好感が高いです
何度かバランスを崩しましたが、力を入れると全体的に力が伝わるイメージでした。
マウスガードの体を力ませない効果が言葉に表れています。
モトクロスは全身を使うスポーツです。
マウスガードにより、体の筋肉を力ませないことが全身の筋肉にとって無理なく使えるので、体軸感が良くなると思われます。
またモトクロスは意外にも前歯が折れるリスクがあります。
マウスガードは必須です。
ですが、まともなマウスガードが入っているケースは少なく、それを伝えて、ちゃんとしたものを入れられるように指導することも、スポールデンテイストの仕事の一部です。
私は一人からサポートを始めました。何が何だか分かりませんでしたが、多くの方の支えがあり、今こうしてサポート出来るようになりました。
歯科のサポートがどんどん広がっていくこと、私の楽しみです。
菅生名物。大坂
この場面を見ると菅生に来たーと実感します。迫力満点です。
定期検診꙳★*゚ 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
2020年09月15日
スタッフの辰己です。
朝夕は少し涼しくなり虫の声がよく聞こえる季節になってきましたね(*’▽’)
日中もマスクをするのが辛くなくなる日も近いかと思うと少しうれしいです笑
最近久しぶりにと検診やクリーニングの御予約でお電話頂く患者様も多くいらっしゃいます。
「春以降コロナで行ってないうちに長く期間が開いてしまった」や
「久しぶりに子供の歯を見てほしい」「久しぶりに歯の掃除をしたい」
「気になってるとこを見てほしい」など様々なお声をいただき
また患者様が戻ってきて下さっているんだなと感じるととても嬉しいです(*’▽’)!!
ご来院頂いた患者様の次回定期クリーニングの御予約を取らせてもらったりすると
2か月先・3か月先のカレンダーを見て本当に今年もあっという間だな・・・と9月にして感じています。
しかし、こうやってご来院頂いて先々の御予約を取らせて頂けるのは本当に幸せなことですね☆
withコロナの生活にも慣れてきましたが、これからはインフルエンザの流行シーズンになります。
風邪を引いてもインフルエンザなのか?まさかコロナなのか??と例年以上にドキドキする冬になりますね(*_*;
コロナなどの感染症予防にお口のクリーニングも有効です!!
お電話お待ちしてます(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡

レントゲン撮影 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
2020年09月8日
こんにちは!スタッフの辰己です☆
9月に入って暑い日々が続きますが、突然大雨が降ってきたりと安定しないお天気の毎日ですね。
先日息子の歯のレントゲンを撮影してきました。

これから生えてくる永久歯が顎の中に沢山埋まっているのがわかりますね(^^)
子供のレントゲンはそのお子さんの性格にもよりますが、身長的に90センチ後半くらいで
やっと撮影出来るかなという感じでした!
3歳後半から4歳ぐらいかな?
4歳の息子も私が一緒に入って隣にいてようやく撮影が出来ました(*’▽’)
そして・・・やはり大人の右上の前歯が一本足りないことがはっきりしました!
8割永久歯がないと思うと言われていたのでが、今回それが確定しました。
覚悟はしていたけどショックでした(+_+)
しかし、ないものはどうしようもない!
生え変わりの時期やその後に矯正などでどうしていくかを考えながら
今は反対咬合という噛み合わせをまず治していくことから初めていく予定です★
歯並びのことやかみ合わせのこと、子供の歯ぎしりなどこれ大丈夫なの??
という心配事がありましたらお気軽にご相談ください♪
新しいパール歯科クリニックを目指して 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
2020年09月4日
パール歯科クリニック院長の大原庸子です。
夏休みは皆様いかがお過ごしでしたか?
コロナも第2波が終息し始めました。
厚生労働省の発表によれば、2020年9月3日現在、国内での新型コロナウイルス感染症の感染者は69,599例、死亡者は1,319名となりました。入院治療等を要する者は8,720名、退院又は療養解除となった者は59,524名。
国立感染症研究所感染症疫学センター長の分析では、新型コロナウイルス感染者の死亡率について、1~5月の「第1波」は6.0%だったのに対し、6月以降の「第2波」では4.7%に低下したことが24日、分かりました。
また、欧米では新型コロナの感染拡大後、新型コロナが死因で死んだ者に加え、感染したけれども死因が異なる死亡者も含まれる超過死亡が多数確認されました。
特に60代以上や男性、喫煙者、糖尿病など一定の持病のある人で重症化しやすい傾向も確認されました。
今後、3波が来るであろうと、多くの専門家が予測されてますが、インフルエンザの感染も同時におこりえるので、今後も3密対策は続けることが重要であると言われています。
また口腔ケアーは感染からの重症化を防ぐ対策の1つです。ぜひ終息し始めたこの時期に検診とクリーニングをお勧めします。
コロナの自粛による休診開けから2か月がたちました。やっとパール歯科クリニックも通常の診療状況に戻っきました。
スタッフの入れ替わりがあり、皆様にご不安なお気持ちにさせてしまったり、丁寧な対応がおろそかになったりした時期もありましたが、心機一転コロナがあったからこそ、パール歯科クリニックは変わるチャンスが出来たと思っております。
先日スタッフがパール歯科クリニックで働いているとママ友に話したところ、子供と言えばパール歯科クリニック、有名クリニックで働いていてすごいと言われ、嬉しかったそうです。
その話をスタッフから聞き、スタッフが働く場所に誇りを持てたことに本当に嬉しかったです。
パール歯科クリニックは新しいスタッフを迎え、これからまた新たな出発となりますが、コロナの風を新しいチャンスに変えて「人々の健康をカラダ全体で考える場所」として新しいパール歯科クリニックを目指し、スタッフが誇れる職場作りにこれからも頑張っていきたいと思います。
新しいスタッフの魅力を今後ご紹介していきます。
パール歯科クリニックでは、皆さんとスタッフの安全を第一に考えて感染対策を整えて運営をしておりますので、ご安心ください。
