保育園歯科検診 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
2023年06月26日
こんにちは!スタッフの松山です。
暑い日が続くようになりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
私たちは先日、まつばらけやき保育園に歯科検診に行かせて頂きました!

みんな、今日は何をするんだろう?と楽しみに待ってくれていたみたいで、元気よくお口を開けてくれました!
歯科検診を終わった後は、「ワーニーははみがきでくるかな」という紙芝居を見てもらい、みんなで一緒に歯磨きの練習もしました。
みんなワーニーの歯を見ながら一生懸命歯ブラシを動かしてくれました☆
上手にできていたので、ご家庭でもリズムよく楽しく歯を磨いてもらえると良いですね☺︎
紙芝居、そして小さいお子さんへの集団指導はとても良い経験になりました!

歯を磨く時のポイントとして
歯と歯の間や裏側、奥歯の溝は磨き残しが多くなりやすいので、優しく細かく磨いてみて下さい!
子どもだけでは難しい部分もあるので、仕上げ磨きを積極的にしてあげると良いですね◎
また、チョコやグミなどの甘いものやジュースが好きな子ども達がたくさんいたので、気をつけて欲しいポイントをいくつかご紹介します!
①おやつをダラダラ食べてしまうと常にお口の中が酸性に保たれ、歯が溶けやすくなってしまいます。それが虫歯にもつながってしまうため、テレビやゲームを見ながらダラダラ食べないように、間食をする時は時間を決めて食べましょう!
②おやつはキシリトールが入ったチョコやガムを食べるとむし歯予防につながるのでぜひ食べてみて下さい!
③乳酸飲料や炭酸飲料は砂糖がたくさん入っていて、歯が溶けやすい状態になってしまいます。そのため常日頃から飲むことは控えましょう。
噛む回数を増やすと顎が発達し唾液もたくさん出るので、ご飯や間食をする時に意識してみて下さい!
そして、食べた後はしっかり歯磨きしてお口の中を綺麗に保ちましょう!
バランスの良い食事を心掛け、夏の暑さに負けないようにして下さいね😃
ウサギの歯について
2023年06月19日
ウサギ=ニンジンのイメージが強いものの、実際の主食は牧草やペレット。
牧草は、歯の伸びすぎなどの予防にも役立ちます。ペットとして飼われるウサギの祖先、
アナウサギは、草の葉や芽、根、種子などを食べ、野草が減る冬には木の葉や樹皮などを食べます。
生涯伸び続ける28本の歯
ウサギの歯は、生まれる前、または生まれた直後に乳歯が抜けて永久歯になり、その数は全部で28本。常生歯といって一生伸び続けます。
前歯に当たる鋭い切歯は、1週間に2mm程度、1年でナント!10~12cmも伸びるとか!放っておいたら、大変なことになってしまいますね!?
だからウサギは、牧草などかたくて繊維の多いエサを食べることによって歯の伸びすぎを防いでいます。

切歯の裏に、さらに切歯が!?
ウサギは、上あごの切歯の裏に、小さな小切歯があるのが大きな特徴です。
この小さな存在が、現在のような「ウサギ目」に分類されるきっかけになりました。
それ以前は、ネズミなどが属する齧歯目の一種「重歯亜目」に分類されていたんですよ。

歯の前面と後面では“かたさ”が違う!?
野生下では種子や樹皮なども食べるウサギ。噛み合わせも、かたくて繊維の多い食物の摂取に適しています。
さらに切歯は、前面と後面で“エナメル質の量”が異なります。
切歯の前面は、エナメル質が非常に厚いためかたい一方、後面はエナメル質がほとんどないので前面に比べてやわらかです。
だから、切歯の後面は削られやすく、その結果、常に歯が尖るようになっているのです。

1分間に120回も咀嚼!
ウサギがエサを食べるときは、食べ物を切歯でちぎり、臼歯ですり潰します。このとき、1分間に120回程度咀嚼するんだとか!
噛んで噛んで噛みまくることで上下の歯がこすれて、どんどん伸びる歯を削っています。
食事以外では、歯ぎしりすることで歯の長さを調整することもあるようです。

【引用元】制作:日本歯科医師会協力 協力:ライオン
生き物にとって歯はとても大切です。
皆さんが飼っている動物について、ご興味がございましたら、こちらのURLから
過去の記事もご覧ください!!
https://www.jda.or.jp/hanogakko/vol76/kamkam.html
医療法人社団育友会 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
院長 大原庸子